新しい薬など生み出す為に事前にさまざまな試験を合格した薬を最終的に人に対して臨床実験することを、「治験」といいます。あなたのまわりにも「治験のボランティア活動したんだよ~」なんて声を聞いたことがあり、なんとなく気になっている人もいるのではないでしょうか。治験でボランティアをするメリット・デメリットについて説明していきたいと思います。

 

 

治験ボランティアをするメリットとは

 

まずは、治験のボランティアをした場合にどんなメリットがあるのか説明します。

 

メリット1:健康診断が無料で受けられる

病気の早期発見の為にも、定期的な健康診断を受けるべきだといわれています。しかし、実際は勤めている会社で健康診断をしてない限り、なかなか機会がない人がほとんどではないでしょうか。

治験のボランティアでは採血・身体測定・尿検査を事前に行ったうえで、治験を受けられる対象かどうかを判断しています。そのため日頃後回しになりがちな自分の体の状態を知るきっかけになります。

それにその健康診断が無料で受けられると考えると、ちょっとお得だなと思う人もいるのではないでしょうか。気軽に健康管理ができる点は大きなメリットです。

 

メリット2:誰でもできる簡単なボランティア

治験にも気軽にできる通院型のものもあれば、比較的長時間時間が確保できる人は入院型の治験もあります。条件・診断等はあるものの、治験の内容は検査を受けたり健康食品や薬を医師の指示のもと服用するだけの簡単なものになります。

ハードな内容でもないので簡単なものばかりです。通院型の治験の場合は、仕事や学業のスキマ時間を使って治験バイトをしている人もいます。時間を有効活用したいと思っている人にも最適です。

 

メリット3:協力費が高額

治験ボランティアは協力費として高額な金額が受け取れます。高額報酬というと・・・資格等が必要で仕事内容が多かったり、捕まるリスクがあったり・・・危険な香りしかしませんよね?
そんな仕事だとできる人も限られてしまうのですが、治験にはそういった心配もありません。健康であればそれだけで大丈夫です。

治験にも様々な薬があり、既に市販されてる薬の検証・ジェネリックとして活用する薬、まだ承認されていない薬を試すこともあり、他のボランティアに比べて高額での報酬額が設定されているのです。限られた時間のなかでまとまったお金を稼ぎたいと思っている人にとっても、日常生活に支障をきたすことなくできるのも大きなポイントです。

 

治験をバイトにするデメリットとは

 

次に、治験をバイトにした場合にどんなデメリットがあるのか説明します。

 

1. 採血が回数が多いこと

治験の期間中は投薬の薬の種類にもよりますが、採血が複数回は行われます。そのため採血が苦手な人だとそれがストレスになってしまい途中で断念してしまう人も少なくありません。

安全に治験をするためにも欠かせない採血ですが、もともと血管が細く注射の針が入りにくい人などはこういったデメリットもあると考えておいたほうが安心です。

治験を受ける前に事前検診があり、治験薬の注意事項・副作用についてなど説明もしっかりとあります。どれだけ採血を必要にするのかなども説明があるので、それを聞いて治験を選択するのもいいかもしれません。

治験は強制参加ではありませんのでご自身にあった治験を選択ください。

また治験は健康食品の場合は通院のみもありますが、薬はほとんどが宿泊を必要としますので、予定をしっかり空ける必要があります。

2泊3日 2回

通院   2回

その為、学生・自営業・主婦(夫)の方は比較的利用してる方が多いです。

 

2. 副作用の心配

治験で誰もが心配するのが副作用だと思います。治験の安全性については厚生労働省のガイドラインにて厳しく定められています。そのため危険性は少ないものの副作用のリスクは存在してしまいます。

治験中はしっかりと管理されているため、副作用が出てしまった場合はすぐに治験が中止になり、医療スタッフによる丁寧な処置が受けられます。副作用によるリスクも頭に入れておかなくてはいけません。

 

.  参加条件

年齢

20 40

投薬の種類により年齢に上下はありますが、年齢制限はあります

BMI

18.5 24.9の範囲内

性別

男女

治験薬の種類による

【以下の方は参加出来ません】

・食品アレルギーのある者や食べ物にてアレルギーのような症状が出た経験のある者

・入院前および渡航予定のある方

・絶対に食べられない食べ物がある者(好き嫌い等)

・アルコールまたは薬物に依存している者

・治験参加に不適当と考えられる既往歴のある者

・常用薬のある者

・ハーフ、クォーターの方(両親または祖父母が外国人の方)

 

治験薬により内容は変わります。

下記は一部になります。

1)現在定期的に薬剤を服用するような疾患のある者又は薬剤を服薬中の者

2)消化管,肝臓及び腎臓等に薬物の吸収,代謝,排泄に影響を及ぼす現疾患又は既往歴のある者

3)薬物に対するアレルギーのある者又はその既往歴を有する者

4)アレルギー素因のある者で,治験責任医師等が不適当と判断した者

5)胃切除,胃腸吻合術,腸管切除術等,治験参加に不適当と判断される胃腸部位に大きな手術歴のある者

6)アルコール又は薬物の依存者又はその既往歴を有する者

7)治験薬投与前1年以内に800mL以上全血採血,12週以内に400mL全血採血若しくは4週以内に200mL全血採血又は2週以内に成分採血(血漿成分採血又は血小板成分採血)を行った者

8)治験薬投与前12週以内に輸血を受けた者

9)その他,治験責任医師等が不適当と判断した者

 

 

 

まとめ

 

 

治験ボランティアならではのメリット・デメリットについて紹介しました。治験はあまり知られてなかったり、危険と思われることがあり避けてる方も非常に多いですが、今皆さんが使ってる薬も全て治験をした人がいるから皆さんが使用できるようになっています。

 

必要としてる人がいてその人を救うことができる立派なボランティアです。

誰でもできるボランティアでもありませんので、今でも非常に人が足りていない状況になっています。

『あなたが誰かを救う』ことができる可能性があるかもしれません。

この機会に一度治験に興味をもってみてください。

 

治験は医療スタッフがしっかりとサポートしてくれるので安心して大丈夫です。

試験薬に関しても事前に説明がしっかりありますので、ご自分にあった治験を選ぶようにしてください。

 

 

 

 

 

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